地震が起こる前にこんな準備があれば良かった!
どうも!MY NO.1 HOMEの中田です。
南海地震に対する徳島の家づくり、ご参考になりましたでしょうか?
今回は、私が被災した体験を基に『地震が起こる前にこんな準備があれば良かった』と思うことをお話します。
①情報収集のための手段
今は、スマホがあるので情報収集が簡単にできますが、現状を把握することはとても大切です。
私が被災した時は、ラジオで何が起こったのかを知りましたが、状況を把握することで、とても安心ができます。
そして、地震の後も余震が続くので、その度に緊張が走ります。
だからこそ、情報収集をし、落ち着いて行動することが一番必要となります。
情報収集の手段として、スマホは非常に便利なツールですが、災害時には通信障害などが発生するため、電池式または手動式のラジオを備えておくことをおすすめします。
②避難場所の確認
当時、学生だった私は特に避難所に行くこともなく、先輩の家で共同生活をしていました。なんとワンルームアパートで7~8人です。狭かったけど一人でいるよりは安心できました。
しかし、水の配給などの情報が入り難い状態でした。南海地震の場合は、地震後に津波が襲ってくる可能性もあるので必ず自宅と職場の近くの避難場所を確認しておくことをおすすめします。
避難所については、徳島県の減災マップで簡単に調べられるので
事前にコチラでご確認ください。
③寝室に厚底スリッパを置いておこう
できれば、健康サンダルぐらいの厚底スリッパが良いです。
それはなぜか!!地震が起こった時にガラスや食器が割れるケースが多いからです。
寝起きに避難しようとそのまま歩き出すのはとっても危険です。
割れたガラスや食器などが飛散しており、足を切って動けなくなって避難が遅れては大変です。
さらに、地震は何時起こるか分かりません。夜でも避難できるようにフラッシュライトを準備し、避難経路を探しましょう。
④実は重要!寝室のカーテン
地震の際に揺れが強いと建物が歪むことがあります。その場合、サッシも歪んでしまうのでその衝撃でガラスが割れてしまうことがあります。
ただ割れるだけなら良いのですが、弾けて飛んでしまうと非常に危険です。
地震で割れたガラスが部屋の壁に刺さっているということも少なくありません。
その対策として、寝室には厚手のカーテンを設置することをおすすめします。
建物が頑丈でもガラスでケガをしてしまって避難が遅れるということも考えられますからね。。
⑤やっぱり大事なライフラインを確保
電気・ガス・水道、いつもならスイッチを押せば、普通に使えたものが災害時には使えなくなります。
『当たり前でしょ。』と思われるかも知れませんが、普通が普通でなくなることに気付くのは使えなくなった瞬間です。
これは私自身が体験したからこそ伝えることができるのです。
地震後、復旧が一番早かったのは電気でした。私が住んでいたエリアは地震発生から2時間程度で復旧しました。
そして、一番困ったのは“水”でした。
飲み水やお風呂の水もそうですが、何より困ったのはトイレの水です。
それはタンクに1回分残っていた水を、何も考えずに流してしまい、2回目以降流れなくなるという失敗をしてしまったからです。
その結果、トイレの度に近くの小学校へ行かなければならないという面倒なことになってしまいました。
当時、浴槽に水を貯めて・・という話をよく耳にしましたが、それは飲み水ではなく
生活用の水が特に必要だったということが伺えますね。
更に、飲み水に関しては、小学校のグランドに寒空の下、3時間待ってやっと一人4ℓ程度の水を持ち帰るという状態になりました。
普通のことが普通にあるという今に感謝すると共に保存水など、準備の必要性を強く感じました。
まとめ
- いつ起こるかわからない地震に備えておくこと(避難場所や厚底スリッパ)
- 非常時持出袋の準備
- 食べ物や飲み物など生活必需品を保管・確保
- 暖や涼を取れるもの
私は被災生活を3日間過ごし、実家に帰りました。
たった3日間と思われるかも知れませんが、いつもはあるものが無いという状況がいかに窮屈でストレスがあるものか分かりました。
『備える』って本当に大事です。
MY No.1 HOMEでは雨水を貯めるタンクなども提案が可能です。
備えあれば憂いなし。
次回は『家づくりで可能な地震に対する準備』ということでMY No.1 HOMEがご提案する地震への備えをお話していきます。
お楽しみに!!