家づくりで可能な地震に対する準備
どうも!皆さん、MY NO.1 HOMEの中田です。
これまで『地震に備える家づくり』と『こんな準備があれば良かった』についてお話をしてきました。今回は、家づくりの中で地震が起こった時に『あって良かった』と思ってもらえるようなご提案をしていきます。
- 非常用持ち出し袋の置き場
前回のお話でご紹介した非常用持ち出し袋。非常時だからこそ、忘れないように持って行ける場所にしたいですよね。
皆さんならどこに置いておきますか?
あるアンケートによると一番多かったのは圧倒的多数で玄関だそうです。(ちなみに2番目はキッチン)理由としては、避難する時に必ず通る場所だから、避難した後に取りに来るにも取り出し易い場所だからだそうです。
確かにそうですね。
玄関に置いておけば、出るときに持ち出しやすく、外からも取りに行き易い気がしますね。ちなみに非常用持ち出し袋の置き場として適さない場所は、リビングや2階の寝室です。物が多く探すのに時間が掛かってしまうと避難が遅れてしまいますからね。玄関収納などの場所を取ってしまいますが、いざと言う時のために場所の確保をしておきましょう。
その場所を確保し易いように私たちは玄関にシューズクロークを提案することが多くなっています。シューズクロークとは、靴だけではなく、コートを掛けたり、ベビーカーを置いたりできるような、人も入ることができるほどの収納スペースです。通常の下駄箱から考えると2倍から3倍の収納量になっているので、普段の生活でも片付けがし易くなるし、非常時持ち出し袋を置くスペースも確保できるので一石二鳥です。間取りに余裕があるなら検討しては如何でしょうか?
- 非常時こそ太陽光発電システム
最近はゼロエネルギー住宅を建てる方が増えているので太陽光発電もよく見かけるようになりましたね。エネルギー量や光熱費の削減に役立っている太陽光発電ですが、私たちは災害時の利用についてもお話をして太陽光発電をおすすめしています。災害時はライフラインが寸断されて電気やガス、水道などの使用が出来なくなります。
そんな時に活躍するのが太陽光発電システムです。
と言っても発電した電気がそのまま使えるという訳ではありません。太陽光発電システムには非常時の電源というものが付いています。
その電源で電化製品を使うことができるのです。
例えば、冬場に災害が起こった場合、建物が住める状態にあっても電力が回復していなければ暖房もできず、寒さを凌ぐために避難所に行くことになります。避難所では、見ず知らずの人と共同生活をすることになるので非常にストレスが溜まります。しかし、太陽光発電で昼間に電気が使えて暖房を使うことができれば、性能の良い住宅なら家で過ごすことが可能になってきます。
そうなれば、プライバシーが保てる生活を送ることができるようになります。太陽光発電やゼロエネルギーハウス(高性能な保温性のある家)をおすすめする理由はエネルギーや光熱費の削減だけではないことを理解しておいてください。非常時にあると無いでは大きな違いです。
『太陽光発電の賢い使い方・停電・災害時の自立運転コンセントの活用』
- 自然に貯めよう!雨水タンク
さて、『こんな準備があれば良かった』でも生活用水についてお話しましたその“生活用水”、大事なのはわかるけど、わざわざ貯めておくのってなかなかできないですよね。
ですので、MY NO.1 HOMEではこちらをご提案します。
雨水を受ける樋から水を貯めることができます。普段は庭木の水遣りにも使えるのでとっても経済的で便利です。ガーデニングしたり、エクステリアを自分で少しずつ作りたい方には良い商品ですね。デザインも豊富にあるので家や庭のテイストに合わせて選べます。
価格的には1万円~5万円を超えるものもあります。
デザインや価格が気になる方はこちら
大型のものになると300Lを超えるものがありますので、災害時にはあって良かったと思えるものになるかも知れませんね。
- まとめ
今回ご紹介した提案の他にも色々なことが考えられると思います。予想外に起こる災害だからこそ、普段から使うもので災害時に活躍するものを家づくりの中で考えておくことをおすすめします。
『具体的にどうすればいいの?』という方、まずはご相談からまさに“備えあれば憂い無し”ですね。
次回は、“家づくりに関するお金の話”です。住宅ローンや頭金のことなどお金にまつわるお話をします。