全館空調(計画換気システム搭載)~徳島で高気密高断熱の家を建てる工務店ならMY NO.1 HOME~

夏涼しくて、冬暖かい

この”夏涼しくて、冬暖かい”という表現は高気密高断熱の家づくりのキャッチフレーズによく使われますよね。
しかし、この表現も実は間取りによって異なる場合があります。
例えば、写真のような間取りの場合

部屋ごとに仕切られている間取りの場合は、いくら換気システムが空気を引っ張ってくれるといっても限界があります。
本当の意味で夏涼しくて、冬暖かい家にしようと思うと、欧米のようにセントラルヒーティングつまり全館空調が必要になります。

全館空調システム BY LIXIL

そこで登場するのがLIXILが2023年に発売する全館空調システム(計画換気システム搭載)です。
こちらは文字通り一つのエアコンで各部屋やトイレ廊下などそれぞれに暖房や冷房の空気を送ることができるシステムです。
しかも熱交換型の換気システムも搭載しているので、よりきれいな空気で且つ、熱交換によって温度と湿度を一定になるように
コントロールできるのです!

その体感会に昨日行ってきました。
見学に夢中過ぎて写真を撮るのを忘れていました。
最近、お客様からエアコンの風が苦手というお声をよく頂くようになっていたので、どんなものかと体感して参りました。

吹き出し口の下に行くと多少の気流は感じるものの、確かにエアコンの風というのは感じにくいものでした。
それでいて、ポカポカと暖かく空気がやわらかいイメージでした。
これならエアコンの風が苦手な方にご提案ができると確信しました。

エアコンの容量も小さめの4kWと小さめで大丈夫ということで、年間冷暖房費も6.9万円程度(断熱等級6程度の家)だそうです。

すごいですね!

先日、『カズレーザーと学ぶ』という番組の中で、住宅の2025年問題というテーマが取り上げられていました。
番組はこちらでご確認ください。*期間限定だそうです
日本の家は世界的に見て、とても断熱性が低く、とても暑くて、寒い家なんだそうです。
データによると室温2℃の差で3年も要介護期間が変わるんだそうです。(健康寿命が変わってしまうんですね。)
さらに室温が18℃を下回る家に住んでいると脳卒中・心筋梗塞・肺炎で亡くなるリスクが高くなるそうです。
イギリス・アメリカ・ドイツでは室温が18℃未満になる家は法律違反になってしまうんだそうです。

家の中で起こるヒートショックでは、年間に19,000人の方がお亡くなりになっているそうです。
そして、その中の2割が若い世代の方なんだとか・・・。
本当に怖いですよね。

実際に私が20歳の時と25歳の時に同級生のお母さんがそれぞれヒートショックで亡くなっています。
そして、私の娘は今年21歳になります。
まだまだ自分は若いから大丈夫と思っていましたが、そうではないという事なんですね。
本当に他人事ではありません!

日本の家も2025年、2030年と断熱基準が設けられ、段階的に基準が上げられていくことになっています。

私が住宅業界に身を置いた時はローコスト住宅全盛期でしたが、もうそういう時代ではなくなったということですね。
質の良い住宅を建てて、長く暮らす。
社会問題にならない家づくりをすることが我々の1つの使命となってきています。

家づくりを考えている皆さんが改めて、その家づくりを見つめなおす機会ですね。

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