~お洒落なインテリアづくり~部屋を広く見せる
みなさんお部屋は広い方がいいですよね?でも今お住まいの部屋の大きさって変えられないですよね。
そこで今回はインテリアでお部屋を広く見せる方法についていくつかご紹介します。
①家具の配置
お部屋を広く見せるには家具の配置が重要です。ポイントは高低差と奥行感です。
いきなり質問ですが、
皆さんがお部屋に入った時、一番最初に目に入る場所はどこですか?
そう、自分(入り口)と対角にある場所なんです!
意識したことは無いかも知れませんが、思い出してみると確かにいつも対角線を見ている気がしませんか?
そこでお部屋の手前から奥に向かって、低くなるように家具を置きます。そうすると遠近法によって奥行感を出すことができます。だんだん低くなるように家具を置くと、対角線には一番背の低い家具がくると思います。すると部屋に入る時目線に物がないため、広く感じさせることが出来ます。
物が多くて高低差がきれいに出せないという場合は、対角線だけでも意識してみると良いかもしれませんね。
だったら低い家具だけ集めたらいいのでは?と疑問に思った人もいるかもしれません。確かに低い家具で合わせればどこに目線を向けても物がないため、すっきりとした印象は与えられると思います。しかし、低い位置でも物がごちゃごちゃしていれば目がいってしまうのでそこは気を付けたいところです。
例えばソファやベッドなどを低くするのであれば問題ないと思います。しかし、本棚や収納を低くすると収納量が減ってしまうため物があふれる可能性があります。部屋を広く見せるために低い家具にしたのに物が入らなくて家具の数が増えてしまった、となっては意味がないのでお手持ちの物の量と相談して家具を選ぶことをおすすめします。
②家具の素材
家具は抜け感を意識して選びましょう。例えばガラスのテーブル。床が見える面積が増えるため、広く感じます。
フレームだけの本棚なども壁や向こう側が見えて圧迫感が軽減できそうです。
③鏡の設置
お部屋に鏡を設置することで、鏡の反対側の空間が映りこむことで視線が遠くまでいくようになり、空間を広く見せることができます。姿見など大きめの鏡を置くとよりその効果が発揮されると思います。
④配色
ここまで素材や位置を考えてきましたが、色も大きな要素になります。色には進出色と後退色があります。
進出色とは暖色(赤、オレンジ、黄色など)、明るい色、原色などの鮮やかな色のことを指します。進出色は壁や天井、カーテンなどに使用すると圧迫感を感じやすくなります。
後退色とは青、青緑などの寒色系の色や、濃い茶や濃い緑などの明度の低い色のことです。この後退色を使うとお部屋を広く感じさせることができます。しかし、使いすぎると冷たい印象のお部屋になってしまうため、小物などポイントで進出色を使うといいかもしれません。
↓配色について詳しくはこちらにありますので是非参考にしてみてください。↓