家づくりに関するお金の話《Vol.1住宅ローン編》
どうも!皆さん、MY NO.1 HOMEの中田です。
これまで『地震に備える家づくり』と『こんな準備があれば良かった』
そして、『家づくりで可能な地震に対する準備』についてお話をしてきました。
そこで今回より家づくりに関するお金の話~住宅ローン編~
- 住宅ローンの話
- 銀行の審査はどこを見る?
- 借入金額はどう決める?
- 1人で組むか、夫婦で組むか、ローンの組み方あれこれ
- ローンはいつから支払い始めるの?
以上の5話です。
まずは、住宅ローンのお話からです。
最近では、インターネットで“住宅ローン”と検索すると金利ランキングや各銀行のサイトがたくさん挙がってきますね。ですので、まずは“金利”、“ネット銀行”、“フラット35”というキーワードを基にお話します。
①金利
住宅ローンを借りるなら少しでも低い金利で借りたいと思いますよね。実は住宅ローンの金利には“変動型”と“固定型”の大きく分けて2つのタイプが存在します。
文字通り、変動型は金利が時期によって上がったり下がったりし、固定型はその期間内、金利変動がないという商品です。
どちらのローンを借りるのがお得になるのかは、人ぞれぞれで違いますが、住宅ローンは長期で返済を考えるものなので、出来る限り固定型でローンを組まれる方が安心感は大きくなるかも知れないですね。
なぜなら変動型の場合は6ヶ月に1度、金利変動がある仕組になっているのでその度に金利を気にする必要があります。
もし予測に反して金利が大きく上昇してしまったら固定型に変更するのかどうか考える必要が出てきます。
今は、史上稀に見る低金利な時代なので、そんな心理的なリスクを負うよりも固定型にして安心感を得る方がある意味でお得と言えるのではないでしょうか。
住宅ローンを選ぶときには金利だけに捉われず、変動や固定といった商品の特徴も加味して選択されることやファイナンシャルプランナーなどプロの意見を参考にされることをおすすめします。
②ネット銀行
インターネットで住宅ローンを調べるとネット銀行を最近、よく見かけるようになりました。窓口担当者を置かないことで運営コストを減少させ、低金利を実現しています。
○天銀行、イ○ン銀行、じ○ん銀行など非常に金利を低く設定してある銀行が多いですね。住宅ローンにおいて金利が低いことは非常に有利に働きますが、金利だけに捉われずに色々な視点から見て判断するようにしてください。
例えば、金利は低いが手数料が数十万円掛かることもあります。そういったものも含めて比較検討しなければ、低金利で借入ができても実は一般銀行で借入するのとそう変わらないなんてことも起こってしまうのです。
それからネット銀行の場合は“つなぎ融資”がないという場合が多く見受けられます。
特に土地から購入をお考えの方はこのつなぎ融資がないと購入時にトラブルになってしまうこともありますので、借入先を決定する時は住宅や不動産の担当者またはファイナンシャルプランナーなど、プロとご相談の上、進めることをお勧めします。
③フラット35
住宅支援機構が取り扱っている35年間、金利が変わらない住宅ローンです。20年ほど前は住宅金融公庫という国の機関が運営をしていた公的融資でしたが、その業務を住宅支援機構という独立行政法人が継承しました。
他の金融機関との違いは、大まかに言うと、借入の幅が広いということになるかも知れません。例えば、外国籍の方がお借入する場合や転職して間もない方でもお借入の相談に乗ってくれるというところは他の金融機関より融通が利くと思います。
金融機関に関わらず、一般企業でも窓口になっている場合がありますので広域で取り扱われているというのもメリットのひとつでしょう。
金利は2019年1月現在、融資率が建築資金に対して9割以内の場合は1.33%、9割超の場合は1.77%がそれぞれ最下限の金利となっています。
35年間固定になっているので、他の銀行の10年固定に比べると高くなっていますが、長期固定の安心感が魅力ですね。
④まとめ
住宅ローンと一口に言っても世の中には約5,200種類あると言われています。その中から自分に一番最適なものを見つけるのは大変な作業です。
1日1件調べたとしてなんと14年あまり掛かってしまいます。
そんなに時間掛けられないですよね。だからこそ、プロに相談することが一番の近道となります。信頼できる担当者を見つけてしっかり相談し、自分に最適な住宅ローンを選びましょう。MY NO.1 HOMEにはファイナンシャルプランナーが在籍しています。
ですので、あなたに最適な住宅ローン選びをサポートすることが可能です。 いつでもお気軽にお声掛けください。*相談窓口
さて、次回は『銀行の審査はどこを見る?』です。
お楽しみに!!